ベトナムの職業

Chang Son(チャンソン)町における木造の家を建てる職業

ベトナムの建築物の歴史においては、木材を使った家屋はベトナム人の住む条件と性格に適する。北部の木造家屋を建てる職業の中で、チャンソン町(タックタット郡)はベトナムの木造建築の高級で芸術的な木造建築で有名である。
ハノイの中心から西方へ30km離れたタックタット郡のチャンソン町は木工手芸品の製作で有名である。チャンソン町を訪問すると、多くの家族は大工の職業で生計を立てる。私たちは多くの大工が木材製品を熱心に製作することに深い感動を与えられた。

私たちは、グエン・ザン氏の製材所を訪問した。彼は、チャンソン町の伝統的な木造建築を発展させる最初の一人である。
子供の時から木造の家の飾り彫刻に接してきたジャン氏は自分の伝統建築に関する興味で建築学部へ進んだ。2004年、彼は最初の木造の家を建てた。10年に渡り彼は、20軒のベトナム伝統の木造家屋を建設した。



チャンソン町における職人により手で彫られる。撮影:チャン・タイン・ザン


家の柱にほぞ穴をあける。撮影:チャン・タイン・ザン


ドアに飾りの彫刻をする職人。撮影:チャン・タイン・ザン


グエン・ザン建築家は古い家の建築職業を精巧に復元する。
撮影:チャン・タイン・ザン



仕事場を訪問し、木造の家を注文するお客たち。撮影:チャン・タイン・ザン


グエン・ザン建築家により設計されたクーチー地域の木造の家。撮影:グエン・ザン

伝統的な木造建築を建てるために、チャンソン町の大工は家の寸法を計測することが必要である。材木を選び模様を彫刻する。チャンソン町の大工は、ベトナムの伝統ある木造建築を建てるために、民間ゲーム、Giong(ゾン)神などを彫刻する。

施主の要求に応えるために、チャンソン町の大工は設計図を画く。伝統の形式に従い設計され、祖先を礼拝する空間のほかに、木造の家にはエアコン、テレビ、冷蔵庫などの現代的な設備を使用できる空間があり、そこで休むことができる。
現代のチャンソン町の伝統木造家屋を建てる職業は現代的な生活の中に、ベトナムの伝統的な文化価値を与えることに貢献を果たす。









チャンソン町の大工により組み上げられた柱の様子。撮影:グエン・ザン




大工により彫刻された木材の模様。撮影:グエン・ザン








クーチー地域に建設された木造家屋の室内。撮影:グエン・ザン

文:ガン・ハー
写真:チャン・タイン・ザン、グエン・ザン、資料


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